小学生の漢字一覧|学年別にまず覚えたい漢字と覚え方

「漢字の一覧を見たい」と思っても、1026字を最初から全部覚えようとすると、どこから手をつければよいか迷います。小学生の漢字は、学年を確認する→読み方を分ける→短い文で使うの順に進めると、ただの書き取りで終わりません。

この記事では、文部科学省の学年別漢字配当表を基準に、各学年でまず確認したい代表的な漢字をまとめます。全字を転載するのではなく、読み方や熟語を間違えやすい漢字を選び、家庭学習での使い方まで整理しました。

先に結論:漢字はこの順番で覚える

  1. 今の学年と、前の学年の漢字を一覧で確認する。
  2. 音読み・訓読み・送り仮名を分けて読む。
  3. 熟語を一つ選び、自分の短い文に入れる。
  4. 翌日に見ないで読み、迷った字だけ練習する。

小学生の漢字は何字?学年別の目安

小学校で学ぶ漢字は、学年別漢字配当表に沿って学年ごとに配当されています。下の字数は、その学年で扱う漢字の目安です。前の学年の漢字も読んだり書いたりしながら、少しずつ積み上げます。

学年学年別漢字配当表の字数この記事での見方
1年生80字まずは形と読みを結びつけ、短い文で使います。
2年生160字一つの漢字の読みが増えるので、熟語と訓読みを一緒に確認します。
3年生200字音読みの熟語が増えます。訓読みの送り仮名にも目を向けます。
4年生202字似た形の漢字が増える学年です。部首や意味のまとまりで比べます。
5年生193字抽象的な意味の漢字が増えます。単語だけでなく文章で読みます。
6年生191字読み方が複数ある漢字や、熟語で意味が変わる漢字を文脈で判断します。

最新の配当を正確に確認したい場合は、文部科学省の小学校国語に関する資料や、記事後半に置いた公式PDFを参照してください。学校や教科書によって学習の順番が前後することはあります。

学年別|まず覚えたい漢字一覧

ここに載せたのは各学年の代表例です。完全な一覧として一度に暗記するのではなく、学校で出てきた字に印をつけ、読みと例文を追加するために使ってください。

1年生でまず覚えたい漢字

漢字読みの例言葉の例
いち・ひとつ一つ、第一
みぎ・う右手、右側
あめ・う雨水、大雨
えん・まるい百円、円い形
おう王さま、王国
おと・おん音楽、発音
した・か・げ下校、下がる
ひ・か火山、火曜日
はな・か花火、花びら
まなぶ・がく学校、学ぶ
き・け元気、気持ち
きゅう・ここのつ九時、九つ
やすむ・きゅう休日、休む
たま・ぎょく玉入れ、目玉
かね・きんお金、金曜日
そら・くう空気、空を見る
つき・げつ月曜日、三か月
いぬ・けん子犬、番犬

2年生でまず覚えたい漢字

漢字読みの例言葉の例
ひく・イン引く、引力
はね・う羽毛、羽根
くも・うん雲海、雲行き
その・えん公園、園児
とおい・えん遠足、遠い
なに・なん何時、何人
なつ・か夏休み、初夏
いえ・か家族、家を出る
うた・か歌声、歌う
が・かく映画、図画
あう・かい会話、会う
うみ・かい海外、海水
え・かい絵本、絵画
そと・がい外国、外側
かど・かく三角、角度
たのしい・がく音楽、楽しむ
あいだ・かん時間、間に合う
まる・がん丸い、丸ごと

3年生でまず覚えたい漢字

漢字読みの例言葉の例
わるい・あく悪口、悪い
やすい・あん安心、安い
くらい・あん暗記、暗い
医者、医学
意味、意見
そだつ・いく教育、育つ
いん店員、全員
いん病院、院長
のむ・いん飲食、飲む
はこぶ・うん運動、運ぶ
およぐ・えい水泳、泳ぐ
えき駅前、駅員
あたたかい・おん温度、温かい
か・ばける文化、変化
かい世界、限界
かん感想、感じる
かん漢字、漢文
かん図書館、館内

4年生でまず覚えたい漢字

漢字読みの例言葉の例
あい愛情、愛する
あん案内、提案
以上、以内
くらい・い順位、位置
かこむ・い囲む、囲い
胃薬、胃腸
しるし・いん印刷、目印
えい英語、英雄
さかえる・えい栄養、栄える
しお・えん食塩、塩水
おく一億、億円
くわえる・か追加、加える
はたす・か結果、果物
課題、課長
あらためる・かい改善、改める
かい機械
がい公害、害虫
まち・がい街道、街角

5年生でまず覚えたい漢字

漢字読みの例言葉の例
あつ・あつりょく圧力、気圧
うつる・い移動、移る
いん・よる原因、要因
えい・いとなむ営業、営む
えい衛生、守衛
やさしい・えき容易、易しい
えき利益、益する
えん演技、講演
おう・こたえる応援、応じる
おう往復、往来
可能、許可
あたい・か価格、価値
かわ・か河川、運河
すぎる・か過去、過ぎる
祝賀、年賀状
こころよい・かい快晴、快い
とく・かい理解、解く
かく合格、性格

6年生でまず覚えたい漢字

漢字読みの例言葉の例
ことなる・い異なる、異常
遺産、遺伝
いき・いき地域、区域
宇宙
うつる・えい映画、映る
のびる・えん延期、延びる
沿そう・えん沿岸、川に沿う
われ・が我が家、自我
ひろげる・かく拡大、拡げる
かわ・かく改革、皮革
わる・かつ割合、割る
かぶ・しゅ株式、切り株
かん簡単、簡潔
あぶない・き危険、危ない
つくえ・き机上、机
うたがう・ぎ疑問、疑う
すう・きゅう呼吸、吸う
そなえる・きょう提供、供える

漢字一覧を見るときのチェック項目

漢字は、形だけを書けても文章の中で読めなければ、使える知識になりません。一つの字につき、次の四つを確認します。

確認すること学習のポイント
音読み学=ガク、校=コウ熟語の中で使われる読みを確認する。
訓読み学ぶ、校(あぜ)送り仮名まで含めて声に出す。
熟語学校、入学、学年二字以上の言葉で意味を確かめる。
文の中で使う来週から学校が始まる。自分の生活に近い文を作る。

たとえば「生」は、生活・先生・生きるなどで読み方が変わります。読みを一つに決めつけず、言葉のまとまりで覚えるのがコツです。

音読み・訓読み・熟語の覚え方

音読みは、漢字が日本に入ってきたときの音をもとにした読み方で、熟語の中で使われることが多くあります。訓読みは、漢字の意味に合う日本語の読み方です。ただし、すべての漢字がきれいに二分できるわけではありません。まずは、学校で出てきた言葉をそのまま覚えます。

一字だけで覚えない例

「開」なら、開く・開店・開始のように、訓読みと熟語を並べます。「開=かい」とだけ書くより、どんな言葉の中で使うかが見えやすくなります。

時間すること残すもの
1分今日の3〜5字を選ぶ。漢字と読み
3分見本を見て、ゆっくり書く。注意する部分
2分熟語を一つ読み、例文を作る。自分の一文
翌日見ないで読んでから書く。まだ迷う字

書き順は、形を整えて書くための手がかりです。書き順を何度も唱えるだけでなく、最後にノートや日記の一文へ入れて、読めるか・意味が通るかを確認します。

学年別の覚え方

学年向いている練習保護者の声かけ
1・2年生絵や動作と漢字を結びつけ、短い文を読む。この字は何を表しているかな。
3・4年生音読みの熟語と訓読みの動詞を分けて書く。どんな言葉の中で見たかな。
5・6年生意味の近い熟語を比べ、文章の中で使う。この文では、なぜこの漢字なのかな。
1年生の学習で意識すること
まずは形と読みを結びつけ、短い文で使います。 漢字を一覧で眺めるだけでなく、教科書や日記の中で見つけた言葉に印をつけると、覚える理由ができます。
2年生の学習で意識すること
一つの漢字の読みが増えるので、熟語と訓読みを一緒に確認します。 漢字を一覧で眺めるだけでなく、教科書や日記の中で見つけた言葉に印をつけると、覚える理由ができます。
3年生の学習で意識すること
音読みの熟語が増えます。訓読みの送り仮名にも目を向けます。 漢字を一覧で眺めるだけでなく、教科書や日記の中で見つけた言葉に印をつけると、覚える理由ができます。
4年生の学習で意識すること
似た形の漢字が増える学年です。部首や意味のまとまりで比べます。 漢字を一覧で眺めるだけでなく、教科書や日記の中で見つけた言葉に印をつけると、覚える理由ができます。
5年生の学習で意識すること
抽象的な意味の漢字が増えます。単語だけでなく文章で読みます。 漢字を一覧で眺めるだけでなく、教科書や日記の中で見つけた言葉に印をつけると、覚える理由ができます。
6年生の学習で意識すること
読み方が複数ある漢字や、熟語で意味が変わる漢字を文脈で判断します。 漢字を一覧で眺めるだけでなく、教科書や日記の中で見つけた言葉に印をつけると、覚える理由ができます。

間違いやすい漢字の直し方

つまずきやすい点よくある状態直し方
読みを一つだけ覚える『生』を見て、せい・しょう・いきるなどを混同する。熟語と訓読みを分けて書く。
送り仮名を落とす『遊ぶ』を『遊る』のように書く。動作の言葉は送り仮名まで声に出す。
似た形を取り違える『未』と『末』の長さを迷う。違う部分を赤線で囲み、言葉にする。
書き順だけで終わる形は書けるが、文中で読めない。最後に短い例文を一つ読む。
画数を丸暗記する数字は言えるが、部品の位置が曖昧になる。へん・つくりなどの構成で見る。

間違えた字を、ただ十回書き直す必要はありません。どこで迷ったのかを一言で残すと、次に同じ字を見たときの手がかりになります。「左の線が短い」「送り仮名までが動詞」など、自分の言葉で書くのがおすすめです。

無料確認問題

答えを見る前に、読み方か使い方を声に出してみましょう。書けなかった漢字は、学年・読み・例文の三つをメモします。

問題答えるときの手がかり
『学校』の『学』の読み方は?二字の熟語の中で読む。
『遠足』の『遠』の反対に近い言葉は?距離が近いか、離れているか。
『安心』の『安』を使って文を作る。気持ちや状態を表す文にする。
『漢字』を使って、学校生活の文を書く。教科書やノートを思い浮かべる。
『泳ぐ』の送り仮名はどこまで?動作を表す部分まで読む。
『異なる』の意味を言い換える。同じではない、という意味。
『未』と『末』の違いを説明する。上と下の長さを比べる。
今日覚えた漢字を一つ使って日記を書く。自分の本当の出来事に置き換える。
確認問題の答えを見る
1はガッコウのガク、2は近い、3は例として「安心して眠る」、4は例として「漢字の練習をする」、5は「泳ぐ」、6は同じではない、7は「未」の横線が上、「末」の横線が下の方が長い、8は自分の一文を書けていれば正解です。
漢字を何回書けば覚えられますか。
回数を先に決めるより、見ないで書けるか、文の中で読めるかを確かめます。三回で覚えられる字もあれば、翌日にもう一度必要な字もあります。
学年が違う漢字を勉強してもいいですか。
構いません。興味のある本に出てきた字は、学年を待たずに調べて大丈夫です。ただし、学校の宿題やテスト前は、今の学年と前の学年を優先します。
読み方が多い漢字はどう覚えますか。
読みをばらばらに暗記せず、熟語や動詞の形で覚えます。「生」なら生活・先生・生きるのように、言葉ごとに短い例文を添えます。
書き順が分からないときはどうしますか。
教科書や学校で使っている漢字表を確認します。ウェブ上の見本だけで判断せず、画数や書き順が違って見えたら、学校の資料を優先してください。
漢字ドリルが続きません。
一度に一ページ終わらせる必要はありません。今日の三字を選び、読み・熟語・一文までできたら終わりにする方が、翌日も始めやすくなります。

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無料PDF:学年別漢字配当表を確認する

学年ごとの漢字を正確に確認したいときは、文部科学省の資料を使えます。この記事の代表例と照らし合わせ、学校で習っている範囲を確かめてください。

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よくある質問

小学生の漢字を全部一覧で見たいです。
学年別の配当を正確に確認するには、文部科学省の公式資料が便利です。この記事は、代表例と覚え方を先に確認するための入口として使い、全字の確認は公式PDFで行ってください。
漢字の意味も一緒に覚えるべきですか。
はい。読み方だけでなく、熟語や短い例文で意味を確かめます。意味が分からないまま書き取りを続けるより、使う場面が浮かぶ言葉を一つ選ぶ方が効率的です。
漢字が苦手な子は、どの学年から戻ればいいですか。
今の学年のテストで間違いが多い字を調べ、その字が前の学年のものなら一学年戻ります。最初から1年生まで全部やり直す必要はありません。
部首やへん・つくりは覚えた方がいいですか。
形の似た漢字を見分ける手がかりになります。すべての名前を暗記するより、「さんずいは水に関係する字が多い」のように、意味と形を結びつけて使います。
漢字を作文に使うときの注意点はありますか。
難しい漢字を無理に増やさず、意味と読み方を確かめたものを使います。書いた後に音読し、送り仮名や同音異義語の取り違えがないか確認します。

まとめ

小学生の漢字一覧は、全部を一度に覚えるためではなく、今の自分に必要な字を見つけるために使います。

  • 学年別の配当と、学校の進度を確認する。
  • 音読み・訓読み・熟語・送り仮名を分けて見る。
  • 形の間違いは、迷った部分を言葉にして直す。
  • 最後に短い文を読み、実際に使えるか確かめる。
  • 翌日は迷った漢字だけを復習する。

まずは今日の漢字を三字選び、読み方を一つずつ声に出してから、自分の生活に近い文を作ってみましょう。

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