【中学】徒然草の現代語訳②

草 古文

ジャンル

ジャンルは随筆

三大随筆「徒然草」「方丈記」「枕草子」

現代語訳

年ごろ思ひつること、果たしはべりぬ。

「年ごろ」「長年の間」

「思ひつる」「思っていた」

「ぬ」⇒今回は完了の意味。(打消「ず」が変わった形の場合もあります。)

「長年の間、思っていたことをやっと果たすことができた。」

聞きしにもすぎて、尊くことおはしけれ。

「おはし」⇒「あり」の尊敬語。現代語訳は「いらっしゃる」

「聞いていたよりも、尊くいらっしゃいました。」

そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、

「そも」「それにしても」

「それにしても、参拝に来ている人がみんな山に登っていったのは、何かあったのかな」

ゆかしかりしかど、

「ゆかし」「知る」

「私も知りたかったのですが、」

神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず。とぞ言いける

「本意」「本来の目的」。読み方は「ほい」。

神へ参拝することが本来の目的だったと思って、山までは見なかった。と僧は言った。

少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。

「先達」「指導者」「案内人」

「ちょっとのことでも、指導者はいるべきだ。」

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