小学生の国語テスト前勉強法|漢字・読解・文法の復習手順

国語のテスト前は、漢字、読解、文法、作文など、違う種類の勉強が並びます。全部を同じ方法で練習するより、範囲を確認し、思い出して解き、間違いの原因を直す順番にすると、短い時間でも復習する場所が見えます。

この記事では、テスト一週間前・前日・当日の使い分けを含めて、家庭でできる国語の勉強手順をまとめます。点数だけでなく、次に何を直すかが分かる勉強を目指します。

国語テストの勉強は「範囲確認→練習→直し」の三段階国語テストの勉強は「範囲確認→練習→直し」の三段階。小学生向けの日本語説明図です。範囲確認教科書・漢字・文法練習思い出して解く直し理由を一つ記録
国語テストの勉強は「範囲確認→練習→直し」の三段階

最初にテスト範囲を分ける

分野確認する範囲最初の一問記録すること
漢字読み・書き・送り仮名教科書を閉じて書く間違えた部分
読解物語・説明文・設問段落の要点を言う根拠の場所
文法言葉の働き・文の組立て用語を例文で確認見分ける手順
作文題材・構成・表記一段落を下書き直した箇所
語句意味・使い方例文を一つ作る似た言葉との違い
教科書音読・重要語句見出しを説明分からない言葉

範囲表がない場合は、教科書の目次、ノート、プリント、授業で扱った問題を見て、単元を並べます。「国語」と一つにまとめず、漢字・本文・設問・文法・語句のように分けると、復習漏れを見つけられます。

おすすめの復習順

順番すること理由時間の目安
1テスト範囲を一覧にする抜けを防ぐ5分
2漢字を思い出して書く短時間で確認しやすい10〜15分
3教科書の文章を読む本文の流れを戻す10〜15分
4設問を一問解く根拠を探す練習10分
5文法・語句を例文で確認使い方を定着させる10分
6間違いを一つ直す次の勉強につなげる5分

漢字から始めるのは、短時間でできたかどうかを確認しやすいからです。次に教科書の文章を読み、設問を一問解きます。最後に文法や語句を例文で確認し、間違いを一つだけ直して終えます。苦手分野が明確なら、そこへ時間を少し多く配分します。

漢字は「見て書く」から「思い出して書く」へ

漢字・読解・文法を短時間で分けて復習する漢字・読解・文法を短時間で分けて復習する。小学生向けの日本語説明図です。漢字読解・文法苦手な分野に少し多く時間を置く
漢字・読解・文法を短時間で分けて復習する
確認方法やり方間違えたとき
読み漢字を見て音読する似た読みの語と比べる
書き見本を隠して書くどの部分を忘れたか囲む
送り仮名言葉を活用させる語尾だけを覚え直さない
熟語意味を言ってから書く部首や音の共通点を見る
使い方短い例文を作る辞書の例文を読み直す
再確認翌日にもう一度書く一度で覚えようとしない

見本を見ながら書けることと、テストで思い出して書けることは同じではありません。練習の途中で一度教科書を閉じ、読み・書き・送り仮名を別々に確認します。間違えた字を何十回も写すより、原因を見つけて翌日にもう一度書く方が続けやすくなります。

読解は本文の根拠を探す

設問先に探すもの答えの作り方
理由原因になる出来事本文の根拠+「から」
気持ち行動・表情・会話心情+そう思った理由
内容誰が何をしたか主語と出来事を入れる
抜き出し指定字数・本文の場所言い換えずに写す
要約段落の中心細部を削ってつなぐ
筆者の考えまとめの文・繰り返し話題でなく主張を書く

読解の勉強では、答えを先に覚えないことが大切です。設問の「なぜ」「どんな気持ち」「何を」を囲み、本文のどこを使った答えかを指します。気持ちの問題なら行動・表情・会話を、説明文なら接続詞・段落の最後・繰り返しの語を手がかりにします。

文法は用語を例文で使う

文法の確認見る順番短い例
主語と述語誰が・どうした鳥が/飛んだ
修飾語詳しくする語・言葉赤い/りんご
接続詞前後の関係しかし/反対
文節「ね」を入れて区切る今日は/雨が/降る
品詞文中の働きを見る走る/動詞
敬語相手との関係を見る先生がいらっしゃる
短い復習は「思い出す→答える→説明する」で行う短い復習は「思い出す→答える→説明する」で行う。小学生向けの日本語説明図です。思い出す教科書を閉じる答える問題を解く説明するなぜか言う
短い復習は「思い出す→答える→説明する」で行う

文法用語を見て言えるだけでは、問題で迷うことがあります。短い例文を作り、どの言葉がどんな働きをしているか説明します。主語と述語なら「誰が何をした」、修飾語なら「どの言葉を詳しくしている」と言えれば、確認の軸になります。

間違い直しは原因を一つ書く

間違い直しは答えではなく原因を残す間違い直しは答えではなく原因を残す。小学生向けの日本語説明図です。間違い漢字を忘れた原因送り仮名を確認しない次の一手一語だけ書き直す
間違い直しは答えではなく原因を残す
間違い方原因の例直しメモ
漢字の一部を忘れた形を見ずに何度も写した部首を確認して一回書く
理由の答えがずれた根拠の場所を見ていない前後の文を読み直す
気持ちが短い行動を材料にしていない行動+心情で書く
文法用語を混同した例文で確認していない自分の例文を一つ作る
字数が合わない中心と細部を分けていない細部から削る
問題文を読み落とした条件に線を引かない字数・指定語に印を付ける

間違い直しの目的は、正しい答えを写すことではありません。次に同じ種類の問題が出たとき、何を見ればよいかを残すことです。「覚える」だけで終えず、「送り仮名を見る」「前後の文を読む」のような行動に変えます。

一週間前・前日・当日の使い分け

時期優先することやる量避けること
1週間前範囲を全部見る毎日20〜30分苦手だけに偏る
3日前漢字と本文を練習毎日30分答えを見て終わる
前日間違い直しと音読20〜40分新しい問題を大量に解く
当日の朝読み・語句を確認5〜10分夜更かしする
返却後原因を記録10分点数だけを見る
次の週同じ型を再練習一問から間違いを放置する

勉強を計画するときは、毎日の終了条件を決めておきます。「漢字を10問、本文を一段落、文法を一項目」のように区切れば、量が見えます。途中で間違いが多くても、予定を全部やり直すのではなく、原因が同じ問題を一つ選んで直します。

保護者が確認する場合は、正解数を先に尋ねず、「どこを見て答えた?」「次は何を確認する?」と聞きます。答えを教えるより、根拠や手順を言葉にしてもらう方が、次の問題で使える復習になります。

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無料チェック表:国語テスト前の6項目

勉強を終える前に、できた項目へ印を付けます。

  • 範囲を一覧にした
  • 漢字を見ないで書いた
  • 教科書の段落の要点を言った
  • 読解の根拠を指した
  • 文法を例文で説明した
  • 間違いの原因を一つ記録した

時間が足りない日は、全分野を少しずつ触るより、間違いが多かった分野を一つ選びます。終わりに、次回の最初の一問を決めておくと再開しやすくなります。

できた項目には日付を付け、同じ項目を翌日にもう一度確認します。記録が残ると、勉強した量ではなく、できるようになった内容を振り返れます。前日の記録を見てから始めると、同じ確認を何度も迷わずに済みます。

最後に、明日確認する漢字や問題番号を一つだけ書いておきます。

最後に確認する6項目

最後の確認質問できていなければ
範囲教科書のどこまで?目次とプリントを確認
漢字見ないで書ける?間違えた字だけ再練習
読解根拠を指せる?前後の文を読み直す
文法例文で説明できる?自分の例文を作る
表記句読点や送り仮名は?音読しながら直す
体調睡眠と準備は?早めに終えて休む

勉強の最後は、できなかった問題を増やす時間ではなく、何を確認できたかを整理する時間です。チェックが付かない項目があっても、全部を完璧にする必要はありません。次の10分で直す場所を一つ決めて終えます。

よくある質問

国語は何から勉強すればよいですか。

まずテスト範囲を一覧にし、漢字のように短時間で確認できるものから始めます。その後、本文を読み、設問を一問解き、文法や語句を例文で確認します。

前日に全部やる必要がありますか。

前日は新しい問題を大量に解く日ではありません。一週間前から少しずつ範囲を見て、前日は間違えた問題と教科書の重要箇所を確認する方が、落ち着いて取り組めます。

漢字は何回書けば覚えられますか。

回数を決めるより、見ないで書けるかを確認します。間違えた部分を見つけ、部首・送り仮名・読み方のどこで迷ったかを一言記録すると、練習が短くても意味を持ちます。

教科書は何を読めばよいですか。

本文だけでなく、題名、見出し、段落の最後、太字の語句、授業で線を引いた箇所を確認します。音読しながら、段落ごとの要点を一言で言ってみます。

読解問題の答えを覚えてしまいます。

答えを覚える前に、設問の条件と本文の根拠を隠して説明します。同じ答えになる理由を言えれば、別の文章でも使える読み方になります。

記述問題が苦手です。

「誰が」「何を」「なぜ・どんな気持ち」を分けてメモしてから一文にします。正解を写すだけでなく、自分の答えに足りなかった部品を一つ記録します。

文法用語が覚えられません。

用語だけを暗記せず、短い例文で働きを確認します。たとえば修飾語なら、どの言葉を詳しくしているかを指し、接続詞なら前後の関係を言います。

間違い直しは何を書けばよいですか。

問題番号、正しい答え、間違えた原因、次にすることを短く残します。「覚える」だけでなく、「送り仮名を確認する」「根拠に線を引く」のように行動で書くのがポイントです。

勉強時間が長く続きません。

10〜15分の小さな区切りにします。漢字5問、本文1段落、文法1項目のように終わりを決め、休憩後に次の分野へ移ると集中しやすくなります。

テスト前に新しい問題集を買うべきですか。

まず学校の教科書、ノート、プリント、返却済みテストを使います。それらで範囲と間違いが見えてから、必要なら短い問題を追加します。教材を増やすことが目的にならないようにします。

点数が下がったときはどうしますか。

点数だけで判断せず、漢字・読解・文法・表記のどこで落としたかを分けます。次の勉強で直す項目を一つか二つに絞ると、行動へつなげやすくなります。

テスト当日の朝は何を見ますか。

新しい内容ではなく、間違えやすい漢字の読み、文法の例文、読解の答え方の順番を短く確認します。忘れ物と睡眠も、国語の準備の一部です。

まとめ

小学生の国語テスト前は、範囲を分け、漢字・読解・文法をそれぞれの方法で復習します。教科書を閉じて思い出し、問題を解き、間違いの原因を一つ残す流れを作れば、短い時間でも次の勉強へつながります。

  • 最初に範囲を分野ごとに一覧にする。
  • 漢字は見ないで書く時間を作る。
  • 読解は本文の根拠を指す。
  • 文法は例文で働きを説明する。
  • 間違いの原因を次の行動に変える。
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