📌 30秒でわかる結論
- 縦書き原稿用紙は漢数字が基本(一・二・三…)
- ゼロは「〇(まる)」と書く。「0」とは書かない
- 西暦は各桁をそのまま漢字で→「2025年」=「二〇二五年」
- 横書き原稿用紙は算用数字を1マスに2桁ずつ書く
- 1桁の数字(5など)は1マスに1字書く



この記事では、原稿用紙に数字を書くときのルールを縦書き・横書き別に図解でわかりやすく解説します。「2025年」「100人」など宿題でよく出てくる具体例もたっぷり紹介するので、作文を書く前にサクッと確認しておきましょう。
なぜ原稿用紙に数字のルールがあるの?
原稿用紙には「1マスに1文字」という基本ルールがあります。ところが数字は「25」のように2文字以上になることが多く、そのままでは原稿用紙のマス目に収まりません。
そこで、縦書きと横書きそれぞれに合わせたルールが決まっています。このルールを知っておくと、宿題の作文でも答案用紙でも迷わずに書けるようになります。
💡 覚え方のポイント
縦書き=「昔ながらの日本語スタイル」→ 漢数字(一・二・三)
横書き=「現代のデジタルスタイル」→ 算用数字(1・2・3)を2桁ずつ
縦書き原稿用紙の数字の書き方(漢数字が基本)
縦書きの原稿用紙では、漢数字(かんすうじ)を使うのが基本ルールです。漢数字とは「一・二・三・四・五・六・七・八・九・十・百・千」など、漢字で表した数字のことです。
漢数字の基本:一から千まで
漢数字は「十進法(じっしんほう)」で書きます。「2」なら「二」、「10」なら「十」、「24」なら「二十四」と書きます。よく使う数字の変換を確認しておきましょう。
| 算用数字 | 漢数字(縦書き) | 使用マス数 |
|---|---|---|
| 1 | 一 | 1マス |
| 10 | 十 | 1マス |
| 24 | 二十四 | 3マス(二・十・四) |
| 100 | 百 | 1マス |
| 150 | 百五十 | 3マス(百・五・十) |
| 1000 | 千 | 1マス |
ゼロは「〇(まる)」と書く
縦書きの作文でゼロ(0)が出てきたときは、算用数字の「0」ではなく、漢字の「〇(まる)」を使います。これは小学校でとくに間違いが多いポイントです。
❌ NG例
二0二五年
算用数字の「0」は使わない
✅ OK例
二〇二五年
漢字の「〇(まる)」を使う
西暦・年号の書き方(2025年は二〇二五年)
年号(西暦)を縦書きで書くときは、「二千二十五年」とは書きません。各桁をそのまま漢数字に変換して並べるのが正しい書き方です。
📝 年号の書き方 例文
- 2025年 → 二〇二五年(各桁:2→二、0→〇、2→二、5→五)
- 2024年 → 二〇二四年
- 令和7年 → 令和七年(元号は漢数字でOK)
なぜ「二千二十五年」ではないのでしょうか?年号は「量(りょう)」ではなく「記号(番号)」として扱うため、桁ごとに読むのが慣例です。電話番号を「三〇三」と読むのと同じ感覚です。
縦書きで算用数字を使うときは?
縦書き原稿用紙では基本的に漢数字を使いますが、もし算用数字(1・2・3)を使う場合は、1マスに1字ずつ縦に並べて書きます。
📌 小学校の作文では?
特に指示がない限り、縦書きでは漢数字を使うのが無難です。先生から「算用数字でOK」と言われた場合のみ、算用数字を使いましょう。迷ったら漢数字にしておけば間違いありません。
横書き原稿用紙の数字の書き方(算用数字1マス2桁)
横書きの原稿用紙では、算用数字(アラビア数字:1・2・3…)を使います。ポイントは「1マスに2桁ずつ書く」というルールです。
2桁の数字は1マスに収める
「25」や「36」のような2桁の数字は、1マスの中に2つの数字を並べて書きます。1マスに2文字入れるイメージです。4桁の「2025」は「20」と「25」で2マスに分けて書きます。
↓ 横書き原稿用紙イメージ「2025年3月25日」の書き方
黄色=2桁の数字(1マスに2字) ピンク=1桁の数字(1マスに1字・中央寄せ)
1桁の数字は1マスに1字
「3」「5」のような1桁の数字は、1マスの中心に1字書きます。2桁のルールとは異なるので注意しましょう。
💡 「3月」のように月が1桁のときは?
「3」は1桁なので1マス(中央に書く)、「月」で1マス、合計2マスです。「03」のようにゼロを補って2桁にする必要はありません。
横書きで「2025年」は何マス?
📌 答え:「2025年」は合計3マス(「20」1マス+「25」1マス+「年」1マス)
縦書き・横書き 数字ルール早見表
縦書きと横書きのルールをまとめた早見表です。宿題を始める前に一度確認しておきましょう。
| 項目 | 縦書き | 横書き |
|---|---|---|
| 使う数字の種類 | 漢数字(一・二・三…) | 算用数字(1・2・3…) |
| 1マスに書く字数 | 1マスに1字 | 1マスに2桁(1桁は1字) |
| ゼロの書き方 | 〇(まる) | 0(算用数字) |
| 2025年の書き方 | 二〇二五年(5マス) | 2025年(3マス) |
| 24人の書き方 | 二十四人(4マス) | 24人(2マス) |
| 100の書き方 | 百(1マス) | 100(2マス:10・0)または漢字で百 |
よくある間違い:NG例 vs OK例
実際の宿題でよくある書き間違いをNG例とOK例で比べてみましょう。自分の作文を見直すときのチェックリストとして使ってください。
📎 数字の書き方は文部科学省が定める「学習指導要領」に基づいています。詳しくは文部科学省「学習指導要領」をご参照ください。
よくある質問(FAQ)
まとめ・チェックリスト
原稿用紙の数字の書き方ルールをおさらいしましょう。作文を書き終えたら、下のチェックリストで確認してみてください。
☑ 原稿用紙の数字チェックリスト
- ☑ 縦書きの作文では、数字を漢数字(一・二・三)で書いている
- ☑ ゼロは算用数字の「0」ではなく「〇(まる)」を使っている
- ☑ 西暦(例:2025年)は「二〇二五年」と各桁を並べて書いている
- ☑ 「百」「千」などの大きな数字も漢数字で書いている(縦書きの場合)
- ☑ 横書きの作文では、数字を算用数字(1・2・3)で書いている
- ☑ 横書きでは1マスに2桁ずつ書いている(例:「25」は1マス)
- ☑ 横書きで1桁の数字は1マスに1字書いている
数字のルールを正しく覚えると、作文全体の印象もぐっとよくなります。今回のルールをしっかり頭に入れて、自信を持って宿題に取り組みましょう!
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この記事を書いた人
小学校の国語・作文指導に10年以上携わってきた元教員。原稿用紙の使い方・作文の書き方を子どもにわかりやすく伝えることを得意とする。Studysppでは、宿題や家庭学習で困ったときにすぐ役立つ記事を執筆。実際の指導経験をもとにした具体例と図解を大切にしている。


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