【中学文法】文節②

文節 国語
文節

「~て」「~で」は文節を分けよう!

例題

ケーキを三つ買っておく。

⇒ケーキを/三つ/買って/おく。

「買っておく」は「買う」+「おく」の複合語じゃないの?

そう思うよね。でもあいだに「て」が入っているから文節は切るのよ。

友達に手紙を読んでもらう。

⇒友達に/手紙を/読んで/もらう。

読んで/もらう/だと違和感があるよ。

うるさい。これもあいだに「で」が入っているから切るのよ。

学校まで走っていく。

⇒学校まで/走って/いく。

覚えれば楽勝だわ。

「ない」の付いた言葉は直前に「は」を入れて確認!

どういうこと?

これだけだとさすがに意味が分からないわね。練習しながら理解しよう。

例題

努力は決してむだでない。

⇒努力は/決して/むだで/ない。

「むだで」と「ない」のあいだに「は」を入れると、

「むだでない」となって意味が通りますね。

「は」を入れて意味が通る場合は文節を切りましょう。

彼女は逆上がりができない。

⇒彼女は/逆上がりが/できない。

「でき」と「ない」のあいだに「は」を入れると?

できない。

「できない」は意味が通じないので、文節には切らないということになります。

それを食べない理由がわからない。

⇒それを/食べない/理由が/わからない。

同様に「ない」の前に「は」を入れると、どんな感じ?

「食べない」「わからない」

これはどちらも意味が通らないので、どちらも文節には切ることができません。

体調がよくないので行かない。

⇒体調が/よく/ないので/行かない。

「よくない」「行かない」

「よくはない」は意味が通るので、文節に切ります。

一方、「行かはない」は意味が通らないので、切りません。

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