国語が苦手になる理由を5つ紹介!必ず1つは絶対あてはまるはず!

国語 国語

国語の勉強方法はありまぁす!!

と言ったら

Aさん
Aさん

国語に勉強方法なんかあるの?

Bくん
Bくん

頭のいいひとが得意なイメージ…

おばあちゃん
おばあちゃん

結局センスでしょ?

のような、半ばあきらめているような声をよく耳にします。

でも、本当にそうなのでしょうか?

できる人は初めから得意で、

できない人はもうずっとそのまま諦めるしかないのでしょうか?

そんなことはあり得ません。

たとえ理科や社会のようには成果がでないとしても、

数学(算数)のように公式を覚えれば解けるような問題ではなくても、

努力した分必ず点数につながる教科です。

林修先生だって、国語の先生ですもん。

あの先生の教え子が結果を出したから、あのように有名になっているのです。

結果を出せるということは、必ず国語が得意になる方法があるのです。

ではなぜ国語は勉強しても無駄だというのが通念になってしまっているのでしょうか。

それが分かれば国語を得意になる第一歩になります。

原因がわからなければ対処のしようがないですからね!

国語が苦手になる理由を見ていきましょう。

何をすれば良いかわからない

数学(算数)であれば、公式を覚えてその単元の練習問題をひたすらやる。

もし間違えてしまったら答えを見て、もう一度解く。

それを自分一人の力でなにも見ずに、制限時間内に解けるようになるまで繰り返す…。

これである程度は試験でも点数が取れるようになりますね。

これを国語に当てはめてみると…

まず公式を覚えて…⇒公式なんかない!

練習問題をひたすらやるか…⇒そんなに大量の問題ない!

間違えたところを解きなおす…⇒同じ文章だからさすがに答え覚えてるよ!

このように、他の教科と同じ勉強法を国語に当てはめようとしてもできないですね。

それで結局勉強ができないまま試験を迎えて、その結果に一喜一憂してしまう。

試験が返されて、結果が良ければ「勉強しなくてもできるじゃん。」

⇒次のテストを勉強せずに臨んで、

「今回はできなかった。もうわからない。

結果が悪ければ

「やっぱり国語は無理。他の教科で頑張ろう。

きっとこんな感じで国語恐怖症の患者が増えていくのでしょう。

結局、教科の得意と不得意を試験の点数で自覚する人がほとんどですからね。

理科は点数が取れるから得意

国語は点数がとれないから苦手

そうなってしまうのは仕方がないと思います。

答え合わせが難しい

これに関しても数学と比べてしましますが…

数学であれば答え合わせなんて一瞬ですよね。

間違いさがしができる幼稚園生でもできます。

証明問題のように記述式の問題だと少し難しいですが、

それでも書いていなければならないキーワードが明確なので、

習っていない小学生でもできますね。

国語も記号問題や抜きだし問題であれば簡単ですが、

「書きなさい」の記述問題だとそうもいきません。

模範解答と似ているけれど、自分の解答は果たして正解なのだろうか。

心配だから模範解答を覚えておこう。

これが定期テストであれば、

運よく同じ問題が出てきてラッキーなんてこともあるかもしれません。

しかし、入試では絶対に初めて見る問題が出てきます。

このような勉強法では、本番の入試には太刀打ちできないでしょう。

家族内での会話が少ない

少し昔までは、家に帰れば自分の両親や兄弟と会話するのが普通でした。

しかし、スマホが流通してきたこともあり、

家族との会話よりもスマホで遊んでいる時間のほうが長くなってしまっているのが現状です。

私が子供の頃は、母親と

母

あんたこんな言葉も知らないの!

あたし
あたし

どこでそんな言葉知る機会があるの。

という会話をよくしていました。

今になってみれば、あの会話のなかで知った言葉は多かったと感じます。

最近の若者
最近の若者

SNSで会話はいっぱいしているよ

という方もいらっしゃるでしょうが、子ども同士での会話がメインなのではないでしょうか。

やっぱり「大人との会話」が語彙力や記述力を養うのではないかと思います。

本や新聞を読む機会が減った

これも先ほどと同じですね。スマホが原因です。

いや、スマホに悪いことばかりあるわけじゃないんですけどね。

最近では紙の新聞を取らずに電子書籍でニュースを見ているご両親が増えてきているのではないでしょうか。

子どももその辺に新聞が置いてあれば読む可能性もあるんでしょうけれど、

なかなか自分のスマホからニュースサイトにはアクセスしないのではないでしょうか。

私はテレビ欄とスポーツ欄だけ読んでいました。

ごめんなさい。

どや顔して言うことではないですね…

ただ、昔に比べると語彙力を増やす機会を失っているのではないかと思います。

想像力が足りない

問題の文章を一字一句、一文一文読めていたとしても、全体を通して筆者が何を伝えようとしているのか、物語であれば主人公がどのような心情の移り変わりをしたのか、などを正確にとらえることはできません。

例えば、

「もう5キロは走っただろうか。セミの声がうるさく感じてきた。」

という文があったときに、

想像力のある人は

季節は夏だな。今までは集中して走っていたけれど、疲れてきて集中が途切れてきたのかな。

など、頭のなかで画像と流れを想像できているのに対し、

想像力がない人だと、

<br>

おなかすいた。

で終わってしまうのです。

このとき問題で、

「なぜセミの声が聞こえるようになったのでしょうか。30字以内で書きなさい。」

と出たら、

主人公の心情を想像していないので、本文中から必至に探し出そうとします。

しかし、本文に答えのヒントとなることは書かれていても答えそのものではないため、

いくら探しても見つからず「やっぱり国語が苦手」

というサイクルに陥ってしまうのです。

この想像力は説明文でも小説文でも随筆文でも、あらゆる読解問題で重要になってきます。

まとめ

国語が苦手になる原因は

1.何をすれば良いかわからない

2.答え合わせが難しい

3.家族内での会話が少ない

4.本や新聞を読む機会が減った

5.想像力が足りない

の5つだということが分かりました。

ところで、入試問題を解くために必要な力は、

「記述力」「読解力」

です。

この5つの原因を「記述力減少の原因」「読解力減少の原因」

の2つに分けると、

「記述力減少の原因」

1.何をすれば良いかわからない

2.答え合わせが難しい

「読解力減少の原因」

3.家族内での会話が少ない

4.本や新聞を読む機会が減った

5.想像力が足りない

となります。

解決法はこの2つに分けて書いていきます。

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