【中学文法】単語①

言葉の単位 国語
言葉の単位

単語は言葉の最小単位

「単語」は、それ以上細かく分けることのできない言葉の最小単位です。

慣れるまでは一度文節に切ってから、それをさらに細かくする練習をしましょう。

これも例題を通して学んでいきましょう。

例題

①公園で野球をする。

まず文節で区切ると、

⇒公園で/野球を/する。

さらに単語で切ると、

⇒公園//野球//する。

②弟とラーメンを食べる。

まず文節で区切ると、

弟と/ラーメンを/食べる。

さらに単語に区切ると、

//ラーメン//食べる。

③その店は坂の下にある。

まず文節で区切ると、

その/店は/坂の/下に/ある。

※文節で区切るときは「その」で区切るんでしたね。

さらに単語で区切ると、

その///////ある。

文節のときと同様に、「このときは切る」「このときは切らない」という特別なルールはありますが、まずは慣れることが大切です。

慣れるためにはとにかく練習あるのみ!やるしかない!

単語には、自立語と付属語の二種類がある。

「自立語と付属語に分けなさい。」という問題も多くあります。

しかし、この問題を解くためにはまず単語に区切る必要があります。

④部屋で数学の問題を解く

(文節)⇒部屋で/数学の/問題を/解く。

(単語)⇒部屋//数学//問題//解く。

ここまでが準備。

それでは、自立語付属語に分けていきましょう。

自立語:それだけで文節の始めにくることができる。もしくは、文節をつくることができる。簡単に言うと、「それだけで意味が成せるもの」です。

付属語:自立語のあとについているもの。それだけで文節を作ることができない。簡単に言うと、「それだけでは意味が分からないもの」です。

例えば先ほどの問題を見てみると、「部屋」だけで意味が分かるので、「部屋」は自立語。

一方、「で」だけでは意味が分からないので付属語になります。

だから答えをまとめると、

④部屋//数学//問題//解く。

自立語:「部屋」「数学」「問題」「解く」

付属語:「で」「の」「を」

⑤机に大きなリュックを置く

(文節)⇒机に/大きな/リュックを/置く。

(単語)⇒机//大きな/リュック//置く。

自立語:「机」「大きな」「リュック」「置く

付属語:「に」「を」

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