古文の主語問題で迷うのは、主語がいつも文の中に書かれているとは限らないからです。「誰が」を一語探して終わりではなく、述語の動作主を候補にし、助詞・接続・敬語・会話の話者・場面から根拠を重ねます。
この記事では、古文の助動詞を一覧で覚える記事とは分けて、文章の中で人物の動きを追う読み方に集中します。練習用の短文は、主語を決める手順を確認するために作った例です。実際のテストでは、必ず教科書本文と授業の読みを基準にしてください。
先に結論:主語は六つの欄で決める
| 手順 | 見るもの | 自分への問い | 残すもの |
|---|---|---|---|
| 1 | 述語 | 誰がこの動作をした? | 動詞・形容詞に線 |
| 2 | 明示された人物 | は・が・のの前後に誰がいる? | 主語候補 |
| 3 | 接続 | 前の文から続く?変わる? | 変化のきっかけ |
| 4 | 敬語 | 誰を高めたりへりくだったりしている? | 敬語の向き |
| 5 | 会話・場面 | 誰が話し、誰の行動が自然? | 根拠を一つ |
| 6 | 現代語訳 | 補った主語で意味が通る? | 最終判断 |
主語が見えないときは、まず候補を二つまで出します。候補を出さずに「たぶんこの人」と決めると、後の文でつじつまが合わなくなったときに戻れません。候補と根拠をノートに残し、現代語訳へ入れて意味が通るかを確認します。
主語を探す前に、述語を見つける
主語は、述語とセットで考えます。動詞なら「誰が何をした」、形容詞なら「誰がどんな状態だ」、心情語なら「誰がどう感じた」と問い直します。古文では一文が長く見えても、助詞や接続で小さなまとまりに区切ると、動作主が絞りやすくなります。
助詞から人物の役割を確かめる
| 形 | 主語を考える手がかり | 注意点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 〜は | 話題を示すことが多い | 主語とは限らない | 男は帰りぬ |
| 〜が | 動作主・対象を示す | 古文では働きが複数ある | 花が咲く |
| 〜の | 連体修飾の関係を作る | 「〜の人」の主語とは別 | 男の詠める歌 |
| 〜を | 動作の対象を示す | 主語と決めない | 文を読む |
| 〜に | 相手・場所・原因など | 文脈で役割を選ぶ | 人に語る |
| 助詞なし | 古文では主語が省略されやすい | 直前の人物を仮置きする | 帰りて寝ぬ |
助詞は、人物が動作をする側なのか、動作を受ける側なのかを考える手がかりです。たとえば「子を呼ぶ」では、呼ぶ動作の主語と、呼ばれる対象が分かれます。助詞一つだけで全てが決まるわけではありませんが、候補の役割を整理するには有効です。
接続の形で、主語の続きと変化を見る
| 形 | 読みのヒント | 主語の考え方 | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 〜て | 動作が続く | 同じ主語のことが多い | 別の人物が出ていないか |
| 〜ば | 条件・きっかけ | 後の文の主語が変わることもある | 誰が条件を満たす? |
| 〜ど | 逆接・譲歩 | 同じ人物か対比かを見る | 前後の対立 |
| 〜つつ | 同時の動作 | 一人の動作か確認 | 動作を二つ並べる |
| 〜ながら | 同時・逆接 | 主語が一致するとは限らない | 意味を訳して確かめる |
| さて・やがて | 場面の転換 | 主語変更の合図になることがある | 場所・時間の変化 |
「〜て」だから必ず同じ主語、「〜ば」だから必ず別の主語、という覚え方はしません。接続の意味を現代語の短い文に直し、前後の動作が誰に自然につながるかを見ます。新しい人物が登場したとき、会話が始まったとき、時間や場所が変わったときは、主語を改めて候補にします。
敬語は「誰を高めているか」を見る
| 手がかり | 主語の候補 | 考え方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 尊敬語 | 身分や立場が上の人物 | その動作主を高める | 語だけで人物を断定しない |
| 謙譲語 | 話し手側・動作をする側 | 相手を高めるため自分を低くする | 誰に向けた敬意かを見る |
| 丁寧語 | 主語を直接は決めない | 文末の調子を整える | 尊敬語と混同しない |
| 敬語なし | 身分差がないとは限らない | 場面・会話・前後を優先 | 候補を残す |
| 補助動詞の敬語 | 直前の動作主 | 動作に敬意が加わる | 授業で習った意味を確認 |
尊敬語があれば、その動作主は敬意を受ける人物である可能性が高くなります。謙譲語では、動作をする側が自分を低くし、相手を高めます。重要なのは「敬語があるから身分の高い人」と短絡せず、誰から誰への敬意かを文章の関係で確かめることです。
会話文では、まず話者を決める
| 会話の位置 | まず確認すること | 主語の候補 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|---|
| かぎかっこの前 | 発言を導く動詞 | 言ひける人物 | 直前の名詞だけで決める |
| かぎかっこの中 | 一人称・呼びかけ | 話している人物 | 地の文の主語を続ける |
| 会話の後 | 答えた・笑ったなどの動詞 | 返事をした人物 | 発言者と動作主を混ぜる |
| 会話の切替 | 新しい呼びかけ・敬語 | 別の人物 | 話者の交代を見ない |
| 心の声 | 思ひけり・思ふなど | 思っている人物 | 作者の説明と混同する |
会話文の主語は、地の文からそのまま続くとは限りません。かぎかっこの前に発言を導く動詞があれば、その動作主を確認します。会話の中に「我」「われ」などがなくても、呼びかけや返事から話者を判断できることがあります。話者と、会話の中で語られる人物を混同しないようにします。
場面の変化を人物の移動として読む
| 場面の手がかり | 分かること | 主語を決める質問 | 補助材料 |
|---|---|---|---|
| 移動 | 誰がどこへ行くか | その場所へ向かうのは誰? | 身分・目的 |
| 贈答 | 誰が誰に渡すか | 持つ・贈るのは誰? | 相手を示す助詞 |
| 対面 | 人物の位置関係 | 話しかけたのは誰? | 敬語・呼びかけ |
| 心情 | 誰の気持ちか | 悲しむ・驚くのは誰? | 直前の出来事 |
| 場面転換 | 時間・場所が変わる | 新しい場面の中心は誰? | 接続語・主語の明示 |
人物が複数いる文章では、誰がどこにいるかを簡単な図にします。男・女・母・子のように呼び名だけを書き、移動・対面・贈り物・発言の矢印を引きます。文章を現代語に全部訳す前に、人物の位置関係が見えると、主語候補を絞りやすくなります。
人物カードを作って、動作の持ち主を追う
登場人物が二人以上いるときは、本文の余白に人物カードを作ります。カードには人物の呼び名、立場、今いる場所を書き、述語が出るたびに「見る」「話す」「行く」などの動作を短く足します。長い現代語訳を先に作るより、動作の記録が主語判定の根拠になります。
カードの書き方の例
- 男:都へ行く/女へ文を書く
- 女:文を受ける/返事を考える
- 使ひ:文を持つ/男の命を受ける
この方法では、人物の名前が書かれていない述語も空欄のままにしません。誰の動作か迷ったら、カードの候補を二人並べ、場面に合う方へ疑問符を付けます。次の敬語や会話を読んだ後に、疑問符を外すか、別の人物へ動作を移します。
会話文では、発言の内容と地の文の動作を別の行に書きます。「言ふ」は発言者、「聞く」は聞き手、「笑ふ」は笑った人物というように、同じ会話の周りでも述語ごとに主語を確認します。人物カードがあれば、話者の交代を目で追いやすくなります。
人物カードは、答えを当てるための図ではありません。本文のどの言葉を根拠に判断したかを残すための道具です。テスト後にカードと正解を比べると、自分が直前の人物へ寄りすぎるのか、敬語に引っぱられるのか、癖も見えてきます。
主語が変わるときには、人物の登場、発言、移動、視線の変化が置かれていることがあります。新しい人物が出たからすぐに主語が変わるのではなく、その人物が述語の動作主になれるかを確認します。人の登場と主語の交代を分けて考えると、読み違いが減ります。
音読も主語判定に役立ちます。述語の前で少し止まり、主語を補って読み、次の文へ続けます。読んでいて人物の動作が急に入れ替わったように感じたら、助詞や会話の切れ目へ戻ります。目で追ったときの思い込みを、耳で確かめる方法です。
ただし、読みやすさだけで正解を決めません。音読で自然に聞こえる候補を出した後、本文の助詞・敬語・場面に戻って根拠を確認します。自然さは最後の確認であり、最初の決め手ではないと覚えておきます。
根拠を言葉にできる主語は、別の問題でも使い回せます。答えの横に短い理由を残す習慣をつけましょう。あとで見直すときも、どこへ戻ればよいかが分かります。正解した問題にも理由を一つ書けば、偶然の正解と本当に読めた正解を分けられます。説明できる答えは、次の文章でも頼りになります。迷った過程も学習の記録です。本文に戻る習慣が力になります。読み終えた後に説明してみます。家族へ話すのも練習です。短い声かけでも、主語の根拠を説明する時間を作れます。自分の言葉で説明することが大切です。まずは一文から始めます。
練習用の短文で、根拠を説明する
| 練習用の文 | 主語の候補 | 根拠 | 現代語の意味の骨組み |
|---|---|---|---|
| 男、京へ行きて、三日ありて帰りぬ。 | 男 | 「行きて」「帰りぬ」が同じ人物の連続動作 | 男は都へ行って、三日たって帰った |
| 姫、御簾のうちにおはす。 | 姫 | 「おはす」は尊敬語。場所も姫の位置 | 姫は御簾の内側にいらっしゃる |
| 男、女に文を書きて、使ひに持たせたり。 | 前半は男、後半は使ひ | 「持たせ」は持つ動作の人物を分けて考える | 男は手紙を書き、使いの者に持たせた |
| 母、子を呼びて、ものを食はせけり。 | 母 | 呼ぶ・食べさせるの中心が母 | 母は子を呼び、食事をさせた |
「男、女に文を書きて、使ひに持たせたり。」では、書く動作の主語は男ですが、「持たせたり」は使いの者に持たせたという使役の関係を含みます。一つの文の中で、すべての述語の主語が同じとは限りません。述語ごとに「誰が」を確認します。
よくある誤りを、根拠へ戻して直す
| 誤った決め方 | なぜ危険か | 戻る根拠 | 直し方 |
|---|---|---|---|
| 直前の名詞をそのまま主語にする | 直前の名詞が対象かもしれない | 助詞と述語 | 動作主を探す |
| 一段落の主語を固定する | 会話や場面で変わる | 接続・敬語 | 文ごとに候補を確認 |
| 敬語があれば一番身分が高い人にする | 敬語の向きが違うことがある | 誰を高めるか | 動作主と敬意の対象を分ける |
| 現代語訳を先に決める | 訳に合わせて主語を作ってしまう | 本文の形 | 本文→根拠→訳の順 |
| 会話文を地の文と同じ主語で読む | 話者が交代する | 発言・呼びかけ | 誰の声かを確認 |
主語判定の誤りは、知識不足だけでなく、読む順番の問題でも起こります。現代語訳を先に完成させる、直前の名詞に固定する、敬語だけで人物を決める、といった読み方を一度止めます。本文の形へ戻り、述語から候補を作り直します。
練習問題は難しさを一段ずつ上げる
| 練習段階 | 問題の形 | できた状態 | 次へ進む条件 |
|---|---|---|---|
| 1 | 主語が明示された短文 | 述語の動作主を言える | 助詞を説明できる |
| 2 | 主語が一度省略される文 | 直前の候補を根拠付きで選ぶ | 訳が自然になる |
| 3 | 接続で動作が続く文 | 同じ主語かを確認する | 文を区切れる |
| 4 | 敬語を含む文 | 敬意の向きと主語を分ける | 敬語だけに頼らない |
| 5 | 会話文を含む文章 | 話者と動作主を区別する | 前後を説明できる |
最初から長い入試問題を解く必要はありません。主語が明示された短文で述語との関係を確認し、次に省略、接続、敬語、会話の順で条件を増やします。一問ごとに「答え」と「根拠」を別の欄に書くと、当てずっぽうの正解を減らせます。
答え合わせは、主語だけで終わらせない
| 答え合わせの欄 | 書くこと | 例 | 目的 |
|---|---|---|---|
| 述語 | 動作・状態 | 帰りぬ | 何を説明するか決める |
| 候補A | 前の人物 | 男 | まず仮置きする |
| 候補B | 別の人物・話者 | 使ひ | 交代の可能性を残す |
| 根拠 | 助詞・敬語・場面 | 持たせたりの動作主 | 推測を説明に変える |
| 訳 | 主語を補った文 | 使いの者に持たせた | 意味が通るか確認 |
根拠が一つしか見つからないときは、本文の前後をもう一度読みます。助詞だけでなく、動作の自然さ、敬語の向き、会話の話者、場面の移動を追加します。複数の根拠が同じ候補を指していれば、主語の判断は安定します。
教科書の古文を読むときの手順
- 登場人物を本文の余白に短く書く。
- 述語に線を引き、動作主の候補を出す。
- 助詞と接続で、人物の役割と動作の続き方を見る。
- 敬語や会話があれば、敬意の向きと話者を確認する。
- 主語を補った一文を現代語で作り、前後とつなぐ。
関連して古文の助動詞を整理するときは、古文助動詞の覚え方の記事を参照できます。また、作品全体の人物関係や教訓まで確認したいときは、徒然草「高名の木登り」の記事のように、原文・語句・現代語訳を分けて読む方法も役立ちます。
提出・テスト前の最終チェック
| 最終確認 | 問い | OKの状態 | 不自然なとき |
|---|---|---|---|
| 述語 | 誰の動作・状態? | 動作主を説明できる | 候補を二つ出す |
| 助詞 | 人物の役割は? | 対象・相手と区別できる | 助詞の前後を見る |
| 接続 | 主語は続く?変わる? | 文ごとに確認した | 場面を区切る |
| 敬語 | 誰への敬意? | 主語と対象を分けた | 敬語の向きを確認 |
| 会話 | 誰の発言? | 話者が分かる | かぎかっこの前後へ戻る |
| 訳 | 前後が自然? | 補った主語で意味が通る | 別候補と比べる |
| 参考にするもの | 確認できること | 使い方 |
|---|---|---|
| 教科書本文 | 人物関係・場面・授業の読み | 最終的な答え合わせ |
| 語句注・現代語訳 | 動作や語の意味 | 主語の候補を絞る材料 |
| 古文法のノート | 敬語・助動詞・助詞 | 本文の根拠を説明する |
| 問題の解説 | 出題者が求める読み | 自分の根拠と比べる |
解答を書くときは、主語だけを単語で書く問題なのか、現代語訳の中に主語を補う問題なのか、設問の指示を確認します。授業で示された訳や表記がある場合は、それを基準にします。ネット上の別解を急いで混ぜず、教科書本文と問題の条件へ戻ります。
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無料チェック表:古文の主語を決める6欄
- 述語はどの語?
- 主語の候補は誰と誰?
- 助詞は人物の役割をどう示す?
- 接続で動作や場面は変わった?
- 敬語は誰を高めている?
- 補った主語で現代語訳が自然?
答え合わせでは、主語だけでなく根拠を一つ書きます。根拠が残ると、別の文章で迷ったときに同じ手順を使えます。
よくある質問
古文では主語が省略されますか。
省略されることがあります。日本語でも会話の流れから主語を言わないことがありますが、古文では人物関係や前後の文から補う場面がより多くあります。省略された主語を見つけるときは、直前の名詞だけでなく、述語・助詞・敬語・場面を組み合わせます。
主語を見つける最初の手順は?
まず述語を探します。動詞、形容詞、形容動詞、状態を表す語に線を引き、「この動作や状態は誰のものか」と質問します。いきなり現代語訳を作ると、訳に合わせて主語を決めてしまうため、本文の形を見てから候補を考えます。
直前の人物を主語にしてよいですか。
最初の候補として仮置きするのは構いません。ただし、直前の人物が動作の対象だったり、会話の相手だったりする場合があります。助詞、敬語、次の場面を確認し、直前の人物で訳した文と別の候補で訳した文を比べます。
「は」「が」があれば主語ですか。
主語を示すことは多いものの、いつでも主語とは限りません。古文の助詞は文中の関係によって働きが変わります。「は」は話題、「が」は主語や連体修飾の関係になることがあります。述語との関係を見て、誰が何をしたかを確かめます。
接続助詞で主語が変わることはありますか。
あります。「〜て」などで同じ人物の動作が続く場合もありますが、後ろに別の人物が現れたり、場面が変わったりすれば主語を改めて考えます。「〜ば」「〜ど」「〜ながら」なども、形だけで固定せず、前後を現代語の短い文にして確認します。
敬語から主語を判断できますか。
手がかりになります。尊敬語は動作主を高める方向、謙譲語は自分側の動作を低くして相手を高める方向です。ただし、敬語だけで人物を断定しません。誰と誰の間の敬意か、場面の身分関係はどうか、述語の動作主は誰かを合わせて考えます。
会話文の主語はどう見つけますか。
かぎかっこの中の発言者を先に決めます。前の「言ひけり」「問ひければ」などの動詞、呼びかけ、返事をした人物を確認します。会話中の「行く」「思ふ」の主語は、地の文の主語と同じとは限りません。誰の声かを文の外側から確かめます。
心情を表す語の主語は?
「悲し」「うれし」「驚く」などは、誰の気持ちかを場面から判断します。直前に起きた出来事を受けている人物、会話を聞いた人物、行動の結果を受けた人物を候補にします。感情語が出たから作者の気持ちだと決めるのは危険です。
主語が二人考えられるときは?
候補を二つ書き出し、根拠を比べます。①助詞の関係、②述語と動作主の自然さ、③敬語の向き、④会話の話者、⑤前後の場面の五つを確認します。現代語訳に入れて意味が通る方を選び、なぜそう考えたかを一言残します。
練習用の例文はそのまま暗記しますか。
暗記より、主語を決める根拠を説明する練習に使います。「男、京へ行きて、三日ありて帰りぬ」なら、行く・帰るの動作が男につながることを説明します。本文が変わっても、述語から候補を出す手順を使えることが目標です。
現代語訳と主語判定はどちらを先にしますか。
本文の根拠を見て主語候補を作るのが先です。その後、補った主語を入れて現代語訳し、前後の意味が通るかを確認します。訳を先に完成させると、分からない部分を都合よく埋めることがあります。本文、根拠、訳の順番を守ります。
テスト前に何を確認すればよいですか。
教科書本文の人物関係、重要な敬語、会話の話者、主語が変わる場面を確認します。問題を解き直すときは、答えだけでなく根拠を一語で説明します。「尊敬語だから」だけでなく、誰を高める語で、動作主が誰かまで言えると安定します。
まとめ:主語は「根拠を重ねて」決める
古文の主語を見つけるときは、直前の人物をそのまま答えにしません。まず述語を探し、候補を出し、助詞・接続・敬語・会話・場面を順に確認します。最後に主語を補った現代語訳を作り、前後の意味が通るかを見直します。
- 述語から「誰が」を問い直す。
- 主語候補を二つまで出して比べる。
- 助詞で動作主と対象を分ける。
- 敬語は、誰を高めているかを見る。
- 会話文では、話者を先に決める。
- 訳の自然さだけでなく、本文の根拠を残す。

