【中学生】国語の勉強法!読解力を上げるためにすること4つ

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あなたが国語が苦手になった原因はどっち?

まだ見ていない方は

「記述力」「読解力」

のどちらが原因なのか、こちらでチェックしてみましょう!

記述力アップはこちら

今回は「読解力」を養うための勉強法について書いていきます。

上の記事では、読解力減少の原因として、

家族内での会話が少ない

本や新聞を読む機会が減った

想像力が足りない

という3つを挙げましたね。

ではその3つをどのように解決すればよいのか?

解決できる具体的な方法を書いていきますね!

大人と会話する機会を増やす

最近では、子どもが大人と会話する機会が減ってきています。

その代わりに、スマホの普及によってSNSで子ども同士の会話は増えてきているようです。

しかし、子ども同士の会話では培えないものはたくさんあります。

これを機に、親子での会話を増やしてみたらいかがでしょうか。

それも単に会話の機会を増やすだけではもったいないです。

例えば今までは、

Bくん
Bくん

あれ取って。

はい、どうぞ。

という会話だったものを、

あれ取って。

あれ」ってどれじゃ?

指示語を明確にさせるだけでも、

正確な言葉遣いが身についていくのではないでしょうか。

まとめると、

親子同士の会話を増やすことで、正確な言葉遣いが身につく。

さらに、会話の「質」(指示語を明確にさせる、主語述語を全て言わせるなど)を上げることによって、大きな効果が期待できます。

文部科学省も以下のようにコミュニケーションの重要性を説いています。

家庭や地域においては,まずコミュニケーションを増やす努力が大切である。そのことが,子供たちの国語力を育てることに直結すると考えられる。最近では,テレビやビデオを積極的に用いて,子供たちの国語力を育てようとする例も増えているようであるが,何よりも「コミュニケーションの重要性」を考えるべきである。
   これは,<発達段階に応じた国語教育の具体的な展開>にあるように,親子のコミュニケーションが乳幼児の脳の発達に最も重要であり,子供の言葉を育てることになるからである。したがって,家庭においては子供が言葉を覚えコミュニケーション能力を獲得していく上で,子供にとって何でも話せる対象である両親との関係が重要である。子供の言葉を大切にし,子供の言葉が人間関係の裏付けを持てるように配慮する必要がある。家庭においては親子のコミュニケーションを通して,子供の感性・情緒を育てることが大切であるが,一方で,子供が言葉を学ぶための大切な機能を「社会全体で担っていく」という考え方も必要である。
   地域社会の中で,子供たちの国語力を育てることが少なくなってきているが,これは,地域社会におけるコミュニケーションが少なくなっているということであり,この問題の深刻さについても考える必要がある。国語が文化の基盤であることを踏まえ,地域のだれもが子供たちとのコミュニケーションを通じて「国語力を育てる責任を有している」という意識を喚起していくことも大切である。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/toushin/04020301/007.htm

読書をする

よく言われていることですね。

当たり前のことなのですが、これはただ朝読書の期間だけ読書に打ち込むというのではあまり効果は期待できません。

読書を習慣化して、継続して読書することが大切です。

読書の習慣がついている子どもは、読書しない子どもに比べて、国語の偏差値が高いという研究結果も出ています。

読書をすれば

1.正しい日本語を身につけることができる

2.文章を読むことに抵抗がなくなり、読むスピードも上がる

3.語彙力が上がる

など、良いことづくめなので、習慣化できれば怖いものなしですね。

ただ、結果がすぐに出るわけでもないようです。

習慣化した後は、しっかりと問題演習にも取り組んで、設問に慣れていくことが大切ですね。

読書を習慣化させる方法ですが、

1ヶ月間強制的に毎日1時間読書をさせると、その後も自分から読むようになる人が多いです。

さらに、親の読書時間と子どもの読書時間にも相関関係があるそうです。

1ヶ月間だけ、親子共に読書する時間を設けてみてはいかがでしょうか。

1ヶ月もできない、そもそも本を一人で読むことができないという方は、読み聞かせをしてあげることが効果的です。

本は子どもが興味を持ちそうな本から始めると長続きします。

読み聞かせをしているときは、子どもが知らなそうな言葉を

この言葉はどんな意味だと思う?

推測させましょう。

教科書や入試でも1つくらい知らない言葉はでてくるはずです。

そのときに、知らないから読み飛ばしてしまうと、内容を理解することができません。

推測してもらった後は、必ず答え合わせまで。最初は一緒に調べてあげたほうがいいです。

慣れてきたら、自分一人で調べられるようになると、自学できるようになりますね。

漢字練習をする

一見すると、

漢字練習したって、読解問題とは関係ないよ!

と言われてしまいそうです。

しかし、読解問題の文章のなかにもたくさん漢字は含まれています。

本文中の漢字が読めなかったら、もしくは漢字の意味が分からなかったら、本文の内容を読み取ることなんてできませんよね。

だから、漢字練習は漢字テストのためにも、読解力を養うためにも、両方の意味があるのです。

練習をするときは

1.意味を調べる

2.熟語の場合は一文字ずつ区切って意味を調べてみる

3.部首が表す意味も調べてみる

時間はかかりますが、この3つをすると読解問題にも効果が表れます。

特に「3.部首が表す漢字を調べる」は、新しい漢字を覚えるときの手助けになりますので、時間に余裕があればぜひやってみてください。

簡単な読解問題を毎日解く

今使っている教科書の問題が全て難しいのであれば、1つ前の学年でも、2つ前の学年のものでも良いので、文章読解の問題集を一冊用意してください。

1日10分~30分、続けられる量で構わないので、毎日続けてください。

読書と同じように、読むことが習慣化すると、読むことに抵抗がなくなってきます。

どんなに簡単な問題でも良いので、

Bくん
Bくん

なんだ意外と簡単じゃん。できるかも。

という意識をつけることが大切です。

読解問題は解けるという自信がつけば、もうそれは読解問題が得意になったということです。

正直、公文式とやっていることは同じです。

これも読書と同じく、すぐに効果が表れるものではありません。

前の学年の簡単な問題で自信が付いたら、今使っている問題集や教科書の問題にも挑戦してみましょう。

大事なのはアウトプットです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

読書する習慣をつけたり、簡単な問題集を毎日解いたり、とにかく読解力を身につけるためには、習慣にして長期間持続することが大切です。

理科や社会のように

この単元はたくさん覚えたからできる。

というものではないので、長い目で国語を得意にしていきましょう。

諦めずに続けることが大切です

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