中学生の古文の主語の見つけ方|省略・敬語・会話文の読み方

古文の主語問題で迷うのは、主語がいつも文の中に書かれているとは限らないからです。「誰が」を一語探して終わりではなく、述語の動作主を候補にし、助詞・接続・敬語・会話の話者・場面から根拠を重ねます。

この記事では、古文の助動詞を一覧で覚える記事とは分けて、文章の中で人物の動きを追う読み方に集中します。練習用の短文は、主語を決める手順を確認するために作った例です。実際のテストでは、必ず教科書本文と授業の読みを基準にしてください。

古文の主語は「述語を探す・候補を出す・根拠を比べる」の順で読む古文の主語は「述語を探す・候補を出す・根拠を比べる」の順で読む。小学生向けの日本語説明図です。①述語動作・状態を探す誰がした?文を区切る②候補直前の人物を見る助詞・会話を見る候補を二つ出す③根拠敬語・接続を見る行動の自然さを見る一つに絞る④確認訳に入れて読む前後とつながる?根拠を残す
古文の主語は「述語を探す・候補を出す・根拠を比べる」の順で読む

先に結論:主語は六つの欄で決める

手順見るもの自分への問い残すもの
1述語誰がこの動作をした?動詞・形容詞に線
2明示された人物は・が・のの前後に誰がいる?主語候補
3接続前の文から続く?変わる?変化のきっかけ
4敬語誰を高めたりへりくだったりしている?敬語の向き
5会話・場面誰が話し、誰の行動が自然?根拠を一つ
6現代語訳補った主語で意味が通る?最終判断

主語が見えないときは、まず候補を二つまで出します。候補を出さずに「たぶんこの人」と決めると、後の文でつじつまが合わなくなったときに戻れません。候補と根拠をノートに残し、現代語訳へ入れて意味が通るかを確認します。

主語を探す前に、述語を見つける

主語は、述語とセットで考えます。動詞なら「誰が何をした」、形容詞なら「誰がどんな状態だ」、心情語なら「誰がどう感じた」と問い直します。古文では一文が長く見えても、助詞や接続で小さなまとまりに区切ると、動作主が絞りやすくなります。

最初のメモ:本文の動詞に線を引き、その横に「誰?」と書きます。すぐに答えが出なくても、前に出てきた人物をA・Bのように仮置きします。主語を空欄のままにしないことが、候補を比べる出発点です。
主語の候補は「文の形・敬語・場面」の三方向から照らす主語の候補は「文の形・敬語・場面」の三方向から照らす。小学生向けの日本語説明図です。主語の候補文の形助詞・接続敬語誰を高める?場面誰の行動が自然?
主語の候補は「文の形・敬語・場面」の三方向から照らす

助詞から人物の役割を確かめる

主語を考える手がかり注意点短い例
〜は話題を示すことが多い主語とは限らない男は帰りぬ
〜が動作主・対象を示す古文では働きが複数ある花が咲く
〜の連体修飾の関係を作る「〜の人」の主語とは別男の詠める歌
〜を動作の対象を示す主語と決めない文を読む
〜に相手・場所・原因など文脈で役割を選ぶ人に語る
助詞なし古文では主語が省略されやすい直前の人物を仮置きする帰りて寝ぬ

助詞は、人物が動作をする側なのか、動作を受ける側なのかを考える手がかりです。たとえば「子を呼ぶ」では、呼ぶ動作の主語と、呼ばれる対象が分かれます。助詞一つだけで全てが決まるわけではありませんが、候補の役割を整理するには有効です。

接続の形で、主語の続きと変化を見る

読みのヒント主語の考え方確認すること
〜て動作が続く同じ主語のことが多い別の人物が出ていないか
〜ば条件・きっかけ後の文の主語が変わることもある誰が条件を満たす?
〜ど逆接・譲歩同じ人物か対比かを見る前後の対立
〜つつ同時の動作一人の動作か確認動作を二つ並べる
〜ながら同時・逆接主語が一致するとは限らない意味を訳して確かめる
さて・やがて場面の転換主語変更の合図になることがある場所・時間の変化

「〜て」だから必ず同じ主語、「〜ば」だから必ず別の主語、という覚え方はしません。接続の意味を現代語の短い文に直し、前後の動作が誰に自然につながるかを見ます。新しい人物が登場したとき、会話が始まったとき、時間や場所が変わったときは、主語を改めて候補にします。

敬語は「誰を高めているか」を見る

手がかり主語の候補考え方注意点
尊敬語身分や立場が上の人物その動作主を高める語だけで人物を断定しない
謙譲語話し手側・動作をする側相手を高めるため自分を低くする誰に向けた敬意かを見る
丁寧語主語を直接は決めない文末の調子を整える尊敬語と混同しない
敬語なし身分差がないとは限らない場面・会話・前後を優先候補を残す
補助動詞の敬語直前の動作主動作に敬意が加わる授業で習った意味を確認

尊敬語があれば、その動作主は敬意を受ける人物である可能性が高くなります。謙譲語では、動作をする側が自分を低くし、相手を高めます。重要なのは「敬語があるから身分の高い人」と短絡せず、誰から誰への敬意かを文章の関係で確かめることです。

会話文では、かぎかっこの前後から「誰の発言か」を先に確かめる会話文では、かぎかっこの前後から「誰の発言か」を先に確かめる。小学生向けの日本語説明図です。男、女に言ひけり。会話「いかにおはする。」確認発言者は前の「男」と考える
会話文では、かぎかっこの前後から「誰の発言か」を先に確かめる

会話文では、まず話者を決める

会話の位置まず確認すること主語の候補見落としやすい点
かぎかっこの前発言を導く動詞言ひける人物直前の名詞だけで決める
かぎかっこの中一人称・呼びかけ話している人物地の文の主語を続ける
会話の後答えた・笑ったなどの動詞返事をした人物発言者と動作主を混ぜる
会話の切替新しい呼びかけ・敬語別の人物話者の交代を見ない
心の声思ひけり・思ふなど思っている人物作者の説明と混同する

会話文の主語は、地の文からそのまま続くとは限りません。かぎかっこの前に発言を導く動詞があれば、その動作主を確認します。会話の中に「我」「われ」などがなくても、呼びかけや返事から話者を判断できることがあります。話者と、会話の中で語られる人物を混同しないようにします。

場面の変化を人物の移動として読む

場面の手がかり分かること主語を決める質問補助材料
移動誰がどこへ行くかその場所へ向かうのは誰?身分・目的
贈答誰が誰に渡すか持つ・贈るのは誰?相手を示す助詞
対面人物の位置関係話しかけたのは誰?敬語・呼びかけ
心情誰の気持ちか悲しむ・驚くのは誰?直前の出来事
場面転換時間・場所が変わる新しい場面の中心は誰?接続語・主語の明示

人物が複数いる文章では、誰がどこにいるかを簡単な図にします。男・女・母・子のように呼び名だけを書き、移動・対面・贈り物・発言の矢印を引きます。文章を現代語に全部訳す前に、人物の位置関係が見えると、主語候補を絞りやすくなります。

人物カードを作って、動作の持ち主を追う

登場人物が二人以上いるときは、本文の余白に人物カードを作ります。カードには人物の呼び名、立場、今いる場所を書き、述語が出るたびに「見る」「話す」「行く」などの動作を短く足します。長い現代語訳を先に作るより、動作の記録が主語判定の根拠になります。

カードの書き方の例

  • 男:都へ行く/女へ文を書く
  • 女:文を受ける/返事を考える
  • 使ひ:文を持つ/男の命を受ける

この方法では、人物の名前が書かれていない述語も空欄のままにしません。誰の動作か迷ったら、カードの候補を二人並べ、場面に合う方へ疑問符を付けます。次の敬語や会話を読んだ後に、疑問符を外すか、別の人物へ動作を移します。

会話文では、発言の内容と地の文の動作を別の行に書きます。「言ふ」は発言者、「聞く」は聞き手、「笑ふ」は笑った人物というように、同じ会話の周りでも述語ごとに主語を確認します。人物カードがあれば、話者の交代を目で追いやすくなります。

人物カードは、答えを当てるための図ではありません。本文のどの言葉を根拠に判断したかを残すための道具です。テスト後にカードと正解を比べると、自分が直前の人物へ寄りすぎるのか、敬語に引っぱられるのか、癖も見えてきます。

主語が変わるときには、人物の登場、発言、移動、視線の変化が置かれていることがあります。新しい人物が出たからすぐに主語が変わるのではなく、その人物が述語の動作主になれるかを確認します。人の登場と主語の交代を分けて考えると、読み違いが減ります。

音読も主語判定に役立ちます。述語の前で少し止まり、主語を補って読み、次の文へ続けます。読んでいて人物の動作が急に入れ替わったように感じたら、助詞や会話の切れ目へ戻ります。目で追ったときの思い込みを、耳で確かめる方法です。

ただし、読みやすさだけで正解を決めません。音読で自然に聞こえる候補を出した後、本文の助詞・敬語・場面に戻って根拠を確認します。自然さは最後の確認であり、最初の決め手ではないと覚えておきます。

根拠を言葉にできる主語は、別の問題でも使い回せます。答えの横に短い理由を残す習慣をつけましょう。あとで見直すときも、どこへ戻ればよいかが分かります。正解した問題にも理由を一つ書けば、偶然の正解と本当に読めた正解を分けられます。説明できる答えは、次の文章でも頼りになります。迷った過程も学習の記録です。本文に戻る習慣が力になります。読み終えた後に説明してみます。家族へ話すのも練習です。短い声かけでも、主語の根拠を説明する時間を作れます。自分の言葉で説明することが大切です。まずは一文から始めます。

練習用の短文で、根拠を説明する

練習用の文主語の候補根拠現代語の意味の骨組み
男、京へ行きて、三日ありて帰りぬ。「行きて」「帰りぬ」が同じ人物の連続動作男は都へ行って、三日たって帰った
姫、御簾のうちにおはす。「おはす」は尊敬語。場所も姫の位置姫は御簾の内側にいらっしゃる
男、女に文を書きて、使ひに持たせたり。前半は男、後半は使ひ「持たせ」は持つ動作の人物を分けて考える男は手紙を書き、使いの者に持たせた
母、子を呼びて、ものを食はせけり。呼ぶ・食べさせるの中心が母母は子を呼び、食事をさせた
主語を決めたら、現代語訳に入れて前後の意味が通るか確認する主語を決めたら、現代語訳に入れて前後の意味が通るか確認する。小学生向けの日本語説明図です。①本文述語に線候補を囲む根拠をメモ②訳す主語を補う動作を確認前後と読む③戻る不自然なら別の候補へ根拠を比較
主語を決めたら、現代語訳に入れて前後の意味が通るか確認する

「男、女に文を書きて、使ひに持たせたり。」では、書く動作の主語は男ですが、「持たせたり」は使いの者に持たせたという使役の関係を含みます。一つの文の中で、すべての述語の主語が同じとは限りません。述語ごとに「誰が」を確認します。

よくある誤りを、根拠へ戻して直す

誤った決め方なぜ危険か戻る根拠直し方
直前の名詞をそのまま主語にする直前の名詞が対象かもしれない助詞と述語動作主を探す
一段落の主語を固定する会話や場面で変わる接続・敬語文ごとに候補を確認
敬語があれば一番身分が高い人にする敬語の向きが違うことがある誰を高めるか動作主と敬意の対象を分ける
現代語訳を先に決める訳に合わせて主語を作ってしまう本文の形本文→根拠→訳の順
会話文を地の文と同じ主語で読む話者が交代する発言・呼びかけ誰の声かを確認

主語判定の誤りは、知識不足だけでなく、読む順番の問題でも起こります。現代語訳を先に完成させる、直前の名詞に固定する、敬語だけで人物を決める、といった読み方を一度止めます。本文の形へ戻り、述語から候補を作り直します。

練習問題は難しさを一段ずつ上げる

練習段階問題の形できた状態次へ進む条件
1主語が明示された短文述語の動作主を言える助詞を説明できる
2主語が一度省略される文直前の候補を根拠付きで選ぶ訳が自然になる
3接続で動作が続く文同じ主語かを確認する文を区切れる
4敬語を含む文敬意の向きと主語を分ける敬語だけに頼らない
5会話文を含む文章話者と動作主を区別する前後を説明できる

最初から長い入試問題を解く必要はありません。主語が明示された短文で述語との関係を確認し、次に省略、接続、敬語、会話の順で条件を増やします。一問ごとに「答え」と「根拠」を別の欄に書くと、当てずっぽうの正解を減らせます。

答え合わせは、主語だけで終わらせない

答え合わせの欄書くこと目的
述語動作・状態帰りぬ何を説明するか決める
候補A前の人物まず仮置きする
候補B別の人物・話者使ひ交代の可能性を残す
根拠助詞・敬語・場面持たせたりの動作主推測を説明に変える
主語を補った文使いの者に持たせた意味が通るか確認

根拠が一つしか見つからないときは、本文の前後をもう一度読みます。助詞だけでなく、動作の自然さ、敬語の向き、会話の話者、場面の移動を追加します。複数の根拠が同じ候補を指していれば、主語の判断は安定します。

教科書の古文を読むときの手順

  1. 登場人物を本文の余白に短く書く。
  2. 述語に線を引き、動作主の候補を出す。
  3. 助詞と接続で、人物の役割と動作の続き方を見る。
  4. 敬語や会話があれば、敬意の向きと話者を確認する。
  5. 主語を補った一文を現代語で作り、前後とつなぐ。

関連して古文の助動詞を整理するときは、古文助動詞の覚え方の記事を参照できます。また、作品全体の人物関係や教訓まで確認したいときは、徒然草「高名の木登り」の記事のように、原文・語句・現代語訳を分けて読む方法も役立ちます。

提出・テスト前の最終チェック

最終確認問いOKの状態不自然なとき
述語誰の動作・状態?動作主を説明できる候補を二つ出す
助詞人物の役割は?対象・相手と区別できる助詞の前後を見る
接続主語は続く?変わる?文ごとに確認した場面を区切る
敬語誰への敬意?主語と対象を分けた敬語の向きを確認
会話誰の発言?話者が分かるかぎかっこの前後へ戻る
前後が自然?補った主語で意味が通る別候補と比べる
参考にするもの確認できること使い方
教科書本文人物関係・場面・授業の読み最終的な答え合わせ
語句注・現代語訳動作や語の意味主語の候補を絞る材料
古文法のノート敬語・助動詞・助詞本文の根拠を説明する
問題の解説出題者が求める読み自分の根拠と比べる

解答を書くときは、主語だけを単語で書く問題なのか、現代語訳の中に主語を補う問題なのか、設問の指示を確認します。授業で示された訳や表記がある場合は、それを基準にします。ネット上の別解を急いで混ぜず、教科書本文と問題の条件へ戻ります。

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無料チェック表:古文の主語を決める6欄

  1. 述語はどの語?
  2. 主語の候補は誰と誰?
  3. 助詞は人物の役割をどう示す?
  4. 接続で動作や場面は変わった?
  5. 敬語は誰を高めている?
  6. 補った主語で現代語訳が自然?

答え合わせでは、主語だけでなく根拠を一つ書きます。根拠が残ると、別の文章で迷ったときに同じ手順を使えます。

よくある質問

古文では主語が省略されますか。

省略されることがあります。日本語でも会話の流れから主語を言わないことがありますが、古文では人物関係や前後の文から補う場面がより多くあります。省略された主語を見つけるときは、直前の名詞だけでなく、述語・助詞・敬語・場面を組み合わせます。

主語を見つける最初の手順は?

まず述語を探します。動詞、形容詞、形容動詞、状態を表す語に線を引き、「この動作や状態は誰のものか」と質問します。いきなり現代語訳を作ると、訳に合わせて主語を決めてしまうため、本文の形を見てから候補を考えます。

直前の人物を主語にしてよいですか。

最初の候補として仮置きするのは構いません。ただし、直前の人物が動作の対象だったり、会話の相手だったりする場合があります。助詞、敬語、次の場面を確認し、直前の人物で訳した文と別の候補で訳した文を比べます。

「は」「が」があれば主語ですか。

主語を示すことは多いものの、いつでも主語とは限りません。古文の助詞は文中の関係によって働きが変わります。「は」は話題、「が」は主語や連体修飾の関係になることがあります。述語との関係を見て、誰が何をしたかを確かめます。

接続助詞で主語が変わることはありますか。

あります。「〜て」などで同じ人物の動作が続く場合もありますが、後ろに別の人物が現れたり、場面が変わったりすれば主語を改めて考えます。「〜ば」「〜ど」「〜ながら」なども、形だけで固定せず、前後を現代語の短い文にして確認します。

敬語から主語を判断できますか。

手がかりになります。尊敬語は動作主を高める方向、謙譲語は自分側の動作を低くして相手を高める方向です。ただし、敬語だけで人物を断定しません。誰と誰の間の敬意か、場面の身分関係はどうか、述語の動作主は誰かを合わせて考えます。

会話文の主語はどう見つけますか。

かぎかっこの中の発言者を先に決めます。前の「言ひけり」「問ひければ」などの動詞、呼びかけ、返事をした人物を確認します。会話中の「行く」「思ふ」の主語は、地の文の主語と同じとは限りません。誰の声かを文の外側から確かめます。

心情を表す語の主語は?

「悲し」「うれし」「驚く」などは、誰の気持ちかを場面から判断します。直前に起きた出来事を受けている人物、会話を聞いた人物、行動の結果を受けた人物を候補にします。感情語が出たから作者の気持ちだと決めるのは危険です。

主語が二人考えられるときは?

候補を二つ書き出し、根拠を比べます。①助詞の関係、②述語と動作主の自然さ、③敬語の向き、④会話の話者、⑤前後の場面の五つを確認します。現代語訳に入れて意味が通る方を選び、なぜそう考えたかを一言残します。

練習用の例文はそのまま暗記しますか。

暗記より、主語を決める根拠を説明する練習に使います。「男、京へ行きて、三日ありて帰りぬ」なら、行く・帰るの動作が男につながることを説明します。本文が変わっても、述語から候補を出す手順を使えることが目標です。

現代語訳と主語判定はどちらを先にしますか。

本文の根拠を見て主語候補を作るのが先です。その後、補った主語を入れて現代語訳し、前後の意味が通るかを確認します。訳を先に完成させると、分からない部分を都合よく埋めることがあります。本文、根拠、訳の順番を守ります。

テスト前に何を確認すればよいですか。

教科書本文の人物関係、重要な敬語、会話の話者、主語が変わる場面を確認します。問題を解き直すときは、答えだけでなく根拠を一語で説明します。「尊敬語だから」だけでなく、誰を高める語で、動作主が誰かまで言えると安定します。

まとめ:主語は「根拠を重ねて」決める

古文の主語を見つけるときは、直前の人物をそのまま答えにしません。まず述語を探し、候補を出し、助詞・接続・敬語・会話・場面を順に確認します。最後に主語を補った現代語訳を作り、前後の意味が通るかを見直します。

  • 述語から「誰が」を問い直す。
  • 主語候補を二つまで出して比べる。
  • 助詞で動作主と対象を分ける。
  • 敬語は、誰を高めているかを見る。
  • 会話文では、話者を先に決める。
  • 訳の自然さだけでなく、本文の根拠を残す。
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