「~て」「~で」は文節を分けよう!
例題
ケーキを三つ買っておく。
⇒ケーキを/三つ/買って/おく。
「買っておく」は「買う」+「おく」の複合語じゃないの?
そう思うよね。でもあいだに「て」が入っているから文節は切るのよ。
友達に手紙を読んでもらう。
⇒友達に/手紙を/読んで/もらう。
読んでネ/もらう/だと違和感があるよ。
うるさい。これもあいだに「で」が入っているから切るのよ。
学校まで走っていく。
⇒学校まで/走って/いく。
覚えれば楽勝だわ。
「ない」の付いた言葉は直前に「は」を入れて確認!
どういうこと?
これだけだとさすがに意味が分からないわね。練習しながら理解しよう。
例題
努力は決してむだでない。
⇒努力は/決して/むだで/ない。
「むだで」と「ない」のあいだに「は」を入れると、
「むだではない」となって意味が通りますね。
「は」を入れて意味が通る場合は文節を切りましょう。
彼女は逆上がりができない。
⇒彼女は/逆上がりが/できない。
「でき」と「ない」のあいだに「は」を入れると?
できはない。
笑
「できはない」は意味が通じないので、文節には切らないということになります。
それを食べない理由がわからない。
⇒それを/食べない/理由が/わからない。
同様に「ない」の前に「は」を入れると、どんな感じ?
「食べはない」「わからはない」
これはどちらも意味が通らないので、どちらも文節には切ることができません。
体調がよくないので行かない。
⇒体調が/よく/ないので/行かない。
「よくはない」「行かはない」
「よくはない」は意味が通るので、文節に切ります。
一方、「行かはない」は意味が通らないので、切りません。
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